WEリーグ・千葉の新星

　女子サッカーのWEリーグ・ジェフユナイテッド千葉レディースに所属するU-16日本女子代表15歳MFのプレーに驚きが広がっている。巧みなドリブルで相手を華麗に抜き去り、ファンからはブラジルが生んだ往年の名手ロナウジーニョに重ねる声も上がった。

　注目を浴びているのは角谷瑠菜。第16節のASエルフェン埼玉戦、自陣後方でボールを受けると、巧みなドリブルで寄せてくる相手を次々とかわした。最後は股抜き。単独突破から前方へのパスでチャンスを演出した。

　第20節の大宮アルディージャVENTUS戦を前に、WEリーグ公式Xが「15歳の天才ドリブラー」として動画を投稿。これがファンの間でも話題になり、あるユーザーの引用投稿は現時点までに268万再生を突破する反響を生んだ。

「すげーな、ロナウジーニョじゃん」「遠くから見たらロニーやなほんま」「本当にロナウジーニョに見えました……」などと、王国ブラジルが誇る伝説のテクニシャンに重ねる声が続出。「このドリブル何これ」「本当に凄いドリブル突破！」「上半身の使い方が似てるように思える」「何この子、天才やん」「紛れもないR10」「これは逸材ですね」などと、驚きの声で溢れていた。角谷は2009年5月9日生まれで、U-16日本女子代表にも召集されている有望株。まもなく16歳となる。