ヤンキースなどで活躍のコーン氏も井上に注目

　2人の日本人スーパースターに、米国の視線が集中している。大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4日（日本時間5日）に敵地アトランタで行われたブレーブス戦に「1番・DH」で先発した。この試合中継では、同日にラスベガスで防衛戦を行うボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）の名前も登場。ヤンキースなどで活躍した右腕も「モンスターだろ」と関心を示した。

　この日、大谷の試合は米スポーツ専門局「ESPN」での中継。2回ブレーブスの攻撃が始まる直前、実況のカール・ラベッチ氏が「ナオヤ・イノウエについて理解を深めてください。全て、1つ2つではありません。全てのベルトを保持しています」と井上について紹介した。

　さらにこの試合の解説で、ヤンキースなどで活躍し通算194勝、サイ・ヤング賞にも輝いたデビッド・コーン氏が「モンスターだろ。待ちきれないな」と話し、関心の高さを示している。

　井上はラスベガスのTモバイル・アリーナでWBA世界同級1位のラモン・カルデナス（米国）と防衛戦を行う。