メルセデスのジョージ・ラッセルが報告

　自動車レース・F1第6戦のマイアミグランプリ（GP）は、現地5月2日から米フロリダ州で開幕する。米投資家は、メルセデスのジョージ・ラッセルが“夢”の超高級車を手に入れたことに注目。270万ドル（約3億8500万円）の価値を伝えている。

　F1マシン並みのハイパーカーをついに手に入れた。米国のスポーツビジネス起業家で、投資家でもあるジョー・ポンプリアーノ氏は自身のXで「ジョージ・ラッセルは270万ドルのメルセデス AMG ONEを受け取った」と紹介。「275台限定、1063馬力、時速0→同125マイルまで7秒、改造されたF1のエンジンとDRS」と、その桁外れのスペックを伝えている。

　同様に「270万ドルの『夢の車』を購入し、ジョージ・ラッセルのガレージが拡張される」という見出しで記事を掲載した英専門メディア「プラネットF1」によると、元メルセデスのルイス・ハミルトン（フェラーリ）も同車を2台購入し、1台は父親に贈呈。ほかにも元F1ドライバーのデビッド・クルサードやニコ・ロズベルグ、現在は同チームのリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタスらも所持している。

　同記事では、2017年にコンセプトカーとして公開された「AMG ONE」の市販モデルは、2022年に販売を開始。生産台数は、世界でわずか275台に限定されておりすべて完売。すべてがメルセデスAMGによって手作業で製造されていると報じている。