シェブロン選手権

　米女子ゴルフのメジャー初戦・シェブロン選手権は27日（日本時間28日）、米テキサス州のカールトンウッズ・クラブ（6911ヤード、パー72）で最終日が行われている。首位から出た23歳の西郷真央（島津製作所）は3バーディー、5ボギーの74で回り、通算7アンダーで首位タイとなった。5人が7アンダーで並び、プレーオフに突入する。

　いきなりパー4の1番でボギー発進。ただ3番でバーディーを取り返すと、5番ボギー、8番バーディーと出入りの激しいゴルフ。イーブンでサンデーバックナインに入った。しかし10番ボギーでリズムを崩すと、11番、15番でもボギーとスコアを落とした。それでも首位が7アンダーで並ぶ大混戦。最終18番でバーディーを奪えばプレーオフとなったが、見事沈めガッツポーズ。5人でのプレーオフに突入した。

　西郷は千葉県出身の23歳。JLPGAツアーでは通算6勝。2022年には年間5勝を上げ、メルセデスランキングでも2位に入っていた。24年から米ツアーに本格参戦し、日本勢では34年ぶりの「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。今年2年目のシーズンを迎えていた。