ベッツとヘルナンデスが“デコルテポーズ”について語る

　米大リーグ・ドジャースで流行している“デコルテポーズ”について、ムーキー・ベッツ内野手とテオスカー・ヘルナンデス外野手が意外な裏話を明かした。同僚・大谷翔平投手のCMを真似したものだが、ヘルナンデスは「何を意味するか知らなかった」と回顧。ベッツも「あいつは1000個ものパートナーシップ契約があるからね」と笑った。

　米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」のYouTubeチャンネル内で、ベッツがホストを務めるポッドキャスト番組「オンベース・ウィズ・ムーキー・ベッツ」に出演した両選手。ベッツが「今年のセレブレーションについて、僕たちどっちのアイデアなのかって質問が来ているんだ。あのショウヘイのやつ」と話題に出すと、ヘルナンデスは「僕じゃないよ」と即答した。

「誰が思いついたか思い出せない」というベッツが「ミーティング中じゃなかったっけ？」と問うと、ヘルナンデスは「これが何を意味するのか知らなかったよ」と顔の前で手をスライドさせる“デコルテポーズ”をしながら返答。「みんながやり出して、報道陣の人たちが僕のところにどういう意味か聞きに来たんだ。僕は『知らないよ』って言っていた」と振り返った。

　さらに「ショウヘイに関することだとはわかっていたけど、HUGO BOSSからなのかもしれないし……いろいろパートナーシップ契約を結んでいるから」と続けると、ベッツも「あいつは1000個ものパートナーシップ契約があるからね」と大谷の広告契約の多さを強調。ヘルナンデスは報道陣から映像を見せてもらい、日本の化粧品メーカー「コーセー」のCMを真似たものだと認識したという。

　ベッツは「誰のアイデアだったか思い出せないけど、僕たちは『やろうぜ』って話をして、確か彼がその日にサヨナラ本塁打を打ったんだ。彼自身のボブルヘッドデーの日だったね！」と2日（日本時間3日）の本拠地ブレーブス戦で誕生したものだと回顧。ヘルナンデスが「誰かがグラウンド上でやったよね。彼だっけ？」と問うと、ベッツも「そうだ、彼だ」と大谷自身が披露したと声を揃えた。

　ベッツが改めて「知らずにあのセレブレーションをやってたってこと？」と聞くと、ヘルナンデスは「イエス。みんながやっていたからね」と笑い、ベッツも堪えきれずに吹き出していた。