週末の香港競馬で実現する「刺激的な対決」 注目は短距離G1、香港名手vsマジックマンの頂上決戦
日本の中央競馬・春G1シリーズはいったん小休止。一方、香港・シャティン競馬場では27日に「2025香港チャンピオンズデー」が開催される。メインのクイーンエリザベス(QE)2世カップ(芝2000メートル)をはじめ、G1が3競走行われる。日本馬も複数出走を予定する中、ネット上の競馬ファンは騎手の“頂上決戦”にも注目。「驚くほど刺激的な対決」「どっちが上手いかワクワクする」といった声が上がっている。

香港チャンピオンズデー
日本の中央競馬・春G1シリーズはいったん小休止。一方、香港・シャティン競馬場では27日に「2025香港チャンピオンズデー」が開催される。メインのクイーンエリザベス(QE)2世カップ(芝2000メートル)をはじめ、G1が3競走行われる。日本馬も複数出走を予定する中、ネット上の競馬ファンは騎手の“頂上決戦”にも注目。「驚くほど刺激的な対決」「どっちが上手いかワクワクする」といった声が上がっている。
今回、メインのQE2世カップには日本から3冠牝馬リバティアイランド、2023年ダービー馬タスティエーラ、重賞3勝馬プログノーシスが出走。昨年ジャパンカップにも出走したG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS勝ち馬ゴリアットらと対決する。チャンピオンズマイル(芝1600メートル)にはガイアフォースがスタンバイ。香港のマイル王・ヴォイッジバブルに挑む。
中でも注目はG1チェアマンズスプリント(芝1200メートル)。日本からは高松宮記念を勝ったサトノレーヴを筆頭に、昨年のスプリンターズS覇者ルガル、さらにエイシンフェンサー、ダノンマッキンリーが、世界短距離界の絶対王者、現在11連勝中のカーインライジングと対決する。日本の総大将のサトノレーヴの鞍上は前走に引き続き“マジックマン”の異名を持つジョアン・モレイラ騎手。対するカーインライジングは香港トップジョッキーのザカリー・パートン騎手が手綱をとる。
2人は2022年末まで香港競馬界でトップを争ったライバル。モレイラが香港を離れてからは、パートンが2年連続リーディングを獲得し、モレイラと競った2022年も含めると3年連続1位という押しも押されもせぬ名手だ。昨年暮れの香港国際競走でも2頭は同じ鞍上で激突。当時はカーインライジングが快勝したが、日本でG1の勲章を手にしたサトノレーヴが再戦でどこまで迫るか注目が集まる。モレイラは桜花賞、皐月賞と日本のクラシックレースを連勝している勢いもある。
ネット上の競馬ファンも2人の対決に大注目。「競馬ファンにはたまらない1日」「マジな話、香港ではパートンのほうがモレイラより上手いだろ」「モレイラだって香港ではパートンに蹂躙されてた」「今の勢いならモレイラ」「モレイラとサトノレーヴのコンビがパートンとカーインライジングのコンビに挑むのは、驚くほど刺激的な対決です」「どっちが上手いかワクワクする」といった声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)