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妨害受けた選手がファンを睨みつけ憤慨 MLBで起きた危険な行為に米解説「絶対見たくないこと」

米大リーグでインプレー中の選手にファンが接触するという危険なシーンが見られた。米解説者はこの行為を「絶対に見たくないものです」と糾弾している。

パイレーツのトミー・ファム【写真:Getty Images】
パイレーツのトミー・ファム【写真:Getty Images】

エンゼルス―パイレーツの試合中に発生

 米大リーグでインプレー中の選手にファンが接触するという危険なシーンが見られた。米解説者はこの行為を「絶対に見たくないものです」と糾弾している。

 事件が起きたのは23日(日本時間24日)にエンゼル・スタジアムで行われたエンゼルス―パイレーツの一戦。エンゼルス攻撃中の5回1死から、ダーノーが左翼線へ鋭い打球を放った。追いかけた左翼手・ファムがフェンス際で打球を処理しようとしたその瞬間、観客席のファンが身を乗り出してファムの背中付近をタッチ。インプレー中に触られたファムは憤慨しながら、当該ファンを睨みつけ、身振り手振りで怒りを示していた。

 米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式Xは中継内の同シーンを動画で取り上げ、「ファンがフェンス越しに手を伸ばし、プレー中のトミー・ファムに触った。彼はそれを快く思っていなかったと言っていいだろう」と記した。

 動画内では、米放送局「ファンデュエル・スポーツネットワーク」の実況ウェイン・ランダッゾ氏が「トミー・ファムにぶつかったファンがいたようです。ファムの反応を見てください」と語ると、解説のマーク・グビザ氏は「選手との接触は、絶対に見たくないものです」と憤慨している。

 エンゼルス関連では、今月12日(同13日)の敵地アストロズ戦でもトラウトが一度は捕球したファウルフライを客席のファンに強奪されるという事件が発生したばかり。コメント欄には、現地ファンからも様々な反応が相次いだ。

「なんて敗者だ」
「大きな罰金が科せられる」
「なんでファンは妨害行為で追い出されなかったんだ」
「ファンが退場させられたことを願う。これはファムの問題ではない」
「彼は世界で最も怒っている人に違いない」
「選手は触れられるべきではない」
「愚かなファンだ」

 危険な行為に怒りの声が多数上がっていた。

(THE ANSWER編集部)

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