敵地カブス戦

　米大リーグ・ドジャースは23日（日本時間24日）の敵地カブス戦で6-7で敗れ、前夜に続きカブスに2連敗を喫した。カブス地元局はシカゴまで訪れた多数のドジャースファンを皮肉るメッセージを投稿。現地ファンは喝采を送っている。

　試合前の一幕だ。カブスの本拠地であるリグレー・フィールドに近いクラーク通りを埋め尽くしたドジャーブルーのユニホーム。熱心なドジャースファンたちは、ロサンゼルスから3000キロ以上離れたシカゴの地まで大挙として押し寄せた。

　米イリノイ州地元局「マーキースポーツ・ネットワーク」の公式Xは、カブスの勝利後に流れる定番曲「Go Cubs Go」をかぶせたドジャースファンの映像を投稿。「ドジャースファンは、Go Cubs Goを2回聞くためにクラークストリートを占領した」と、街を占拠されたお返しと言わんばかりに揶揄した。これに現地のカブスファンからも辛辣なコメントが相次いだ。

「彼らを責めることはできないさ。あの曲は生で聞いて最高だ！」
「ドジャースファンたち、バイバイ」
「A+の投稿だ」
「占領＜勝利」
「みんな、安全な旅を!!!」
「来てくれてありがとう」
「ここ2日間、見ていて本当に最高だった。カブスはどっちの試合も勝った」
「帰れ！（笑）」

　東京での開幕シリーズから顔を合わせた2チームだが、今季のレギュラーシーズンでの対戦は全日程が終了。カブスが4勝3敗と勝ち越しただけに、上機嫌の様子だった。