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ジャッジまたも“幻弾” 「28/30」でHRのはずが…続く不運にファン憤慨「壁が馬鹿げている」

米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は23日(日本時間24日)、敵地ガーディアンズ戦に「2番・右翼」で出場し、4打数2安打1打点の活躍でチームの5-1の勝利に貢献した。初回の第1打席では本塁打確実と見られた中堅後方への大飛球。だが、球場の形状に阻まれる形で三塁打となり、米ファンからは「どの球場でもホームランだ」「壁が馬鹿げてる」といった声が上がった。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

敵地ガーディアンズ戦

 米大リーグ・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は23日(日本時間24日)、敵地ガーディアンズ戦に「2番・右翼」で出場し、4打数2安打1打点の活躍でチームの5-1の勝利に貢献した。初回の第1打席では本塁打確実と見られた中堅後方への大飛球。だが、球場の形状に阻まれる形で三塁打となり、米ファンからは「どの球場でもホームランだ」「壁が馬鹿げてる」といった声が上がった。

 打った瞬間は、ほぼ確信歩きだった。初回、無死一塁で迎えた打席。初球のカットボールを完璧に捉えると、打球はセンターやや左への大飛球となった。しかし、バックスクリーン手前の高いフェンスの最上部に当たり、フェンスオーバーはならず。ボールが転々とする間にジャッジは三塁を陥れたが、もし打球がもう少し右、フェンスが低い方向に飛んでいたら……と思わせる不運な一打だった。

 ヤンキース公式Xは「ジャッジが三塁打を放ち、我々に得点を与えた」と先制点のシーンをクローズアップ。飛距離424フィート(約129メートル)の当たりに、米ファンからは「4度目のMVPに向かっている」「もはや人間に近くもない」「キャプテンで、リーダーだ!!!」「まじか、いいぞ、キャプテン」「おいおい、彼は異常だ」といった称賛の声が上がる一方で「他のどの球場でも、これはホームランだ」「これはホームランだったはずだ……」「この高い壁が馬鹿げてる」など、本塁打を1本“損した”と言わんばかりのコメントも集まった。

 MLB公式のデータサイト「Baseball Savant」によると、この打球はメジャー30球場の内、28球場で本塁打となる軌道だった。ジャッジは20日(同21日)の敵地レイズ戦で、場外まで運んだ大飛球がファウルと判定され、メディアや識者の間で議論が渦巻く事態に。それでもヤンキースの主砲はこの日の試合を終え、25試合で打率.415、7本塁打、26打点というハイアベレージをマークしている。

(THE ANSWER編集部)

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