山本由伸は今季3勝目

　米大リーグ・ドジャースは18日（日本時間19日）、敵地レンジャーズ戦に3-0で勝利した。先発した山本由伸投手は今季最長7回で102球を投げ、5安打10奪三振、無四球無失点の好投で今季3勝目。防御率0.93とした。敵将は「（マウンドから）引きずり下ろすのは難しかった」と脱帽している。

　山本が無双の領域に入った。2、3回とピンチを招いたが、カーブなど変化球を織り交ぜ、自己最多タイの10奪三振。レンジャーズのブルース・ボウチー監督は、米テキサス州地元局「CW33」の試合後中継に登場。こう称賛した。

「彼は本当に良いものを持っている。球速もあるし、コントロールも良い。良いスプリットも持っている。彼にとっては大きな投球だっただろう。彼を（マウンドから）引きずり下ろすのは難しかった。彼には良いカーブとスライダーもある」

　ゼロに抑えられ、多彩な武器に脱帽。「ストライク先行の投球を成し遂げた。彼は本当にタフだったよ。走者が出た時は、1、2点を奪おうとした。チャンスはあったが、ただただ彼から打てなかったね」と振り返った。