卓球王国に脅威植え付けた張本美和「間違いなく手強い」 世界2位と大熱戦、中国絶賛「世界のトップ」
卓球シングルスのワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦が17日にマカオで行われ、世界ランキング5位の張本美和(木下グループ)が同2位の王曼昱(中国)にゲームカウント3-4で逆転負けした。世界2位を追い詰めた日本の16歳を中国メディアも注目。「外国人選手では世界女子卓球界のトップだ」と絶賛している。

卓球シングルスのワールドカップ決勝トーナメント1回戦
卓球シングルスのワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦が17日にマカオで行われ、世界ランキング5位の張本美和(木下グループ)が同2位の王曼昱(中国)にゲームカウント3-4で逆転負けした。世界2位を追い詰めた日本の16歳を中国メディアも注目。「外国人選手では世界女子卓球界のトップだ」と絶賛している。
一歩も引かなかった。張本は第1ゲームを11-8で奪うと、第2ゲームも連取。世界2位の強敵相手に鋭い攻撃を展開した。続く第3ゲームは落としたが、第4ゲームは14-12で奪取。勝利へ王手をかけるも、そこから連続でゲームを失い、逆転負けを喫した。
中国メディアもこの熱戦に注目。「卓球ネット」は「手に汗握る大逆転!王曼昱、1-3の劣勢から逆転で張本美和を破る」との見出して記事を公開した。
本文では「近年、張本美和の進歩は著しく、中国チームの主力選手に何度も勝利し、中国女子卓球の最も強力なライバルの一人となっている」と張本の成長に言及。フルゲームまでもつれた試合を「実に手を握る熱戦」と振り返り、「幸いにも最後に笑ったのは王曼昱だった。しかし、張本美和も間違いなく手強い。外国人選手では世界女子卓球界のトップだと言うべきだろう」と絶賛している。
(THE ANSWER編集部)