唯一のピンチしのいだ表情に注目

　米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は11日（日本時間12日）、本拠地カブス戦に先発し、今季2勝目を挙げた。6回で今季最多の103球を投げ、2安打9奪三振、1四球無失点の快投。試合後に話題になったのが米ファンからの愛あるイジリだ。「定着しちゃったね」「面白い」と日本人ファンから笑撃の指摘が相次いでいる。

　気合十分の姿が米ファンの心をとらえた。山本は4回2死三塁のピンチを背負ったが、ブッシュを空振り三振に。口を大きく開け、眉間にしわが寄るほどの雄叫びを上げた。

　球団公式Xは山本が吠えた瞬間の画像を公開。「Photo of the Game」と紹介したが、コメント欄には米ファンから“子ライオン”の画像や絵文字が続々と寄せられた。日本のファンは「写真に対する返信が子供ライオンの例の顔ばかり」「定着しているのが面白い」「リプ欄に可愛いライオンがたくさんいて癒される」「確かによく似ている」「子ライオンだらけなんやけど」と注目している。

　昨季も試合中に吠える表情が愛らしいライオンの子どもに似ているとして、大谷翔平投手がインスタグラムのストーリー機能で比較画像を共有。タイラー・グラスノー投手もアフリカで撮ったライオンの画像をSNSにアップし、山本をタグ付けするイジリでファンを笑わせていた。そんなノリがファンにも定着し、愛されているようだ。