八村が「ネイスミス賞」候補入り

　バスケットボール男子の全米大学体育協会（NCAA）1部、ゴンザガ大の八村塁。好調のチームを牽引するエースが、今度は権威あるネイスミス賞候補30人に選出された。米地元紙が報じている。

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　米地元紙「スポークスマンレビュー」は「今年のネイスミス賞候補30選手にゴンザガのブランドン・クラークとルイ・ハチムラ」と見出しをつけて、八村と、チームメートのクラークがネイスミス賞候補30人に選ばれたことを伝えている。

　記事では八村のスタッツを紹介。1試合平均20.2得点、フィールドゴール成功率60％、平均6.4リバウンドと安定した数字を残している。

　記事によるとこの後、「3月4日には10選手、3月19日には4選手まで最終候補が調整される予定だ」と紹介している。

　ネイスミス賞は大学バスケの年間最優秀選手に贈られる。カレッジバスケットボールの個人賞の中でも最も権威のある賞の1つで、過去にはマイケル・ジョーダン（1984年）、ケビン・デュラント（2007年）、アンソニー・デイビス（2012年）らが受賞している。

　2019-20シーズンのNBAドラフト1巡目候補として期待される八村は、これまでにも全米記者選出の大学MVP候補12人入り、同じく大学MVPにも相応する「ジョン・ウッデン賞」の候補30人にも選出されるなど、各所で高く評価されている。