初回に大谷1号…負けじと2回に満塁弾のアデル

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2月28日（日本時間3月1日）、米アリゾナ州グレンデールでエンゼルスとのオープン戦に「1番・DH」で今季初の実戦出場。初回に菊池雄星投手から初打席本塁打を放った。負けじと2回に満塁弾を放ったのが、エンゼルスで有望株と言われ続けるジョー・アデル外野手だ。大谷の前で見せつけた“お返し弾”に日本のファンが「やっぱエンゼルスの希望」「今年こそ飛躍してくれ」と沸いている。

　ドジャースが初回に2点を先制して迎えた2回、エンゼルスは連続四球と野選で無死満塁の好機をつくった。ここで打席に立ったのが「7番・中堅」で先発したアデル。ドジャース先発メイの7球目、外角への95.9マイル（約154.3キロ）の直球を左中間へ運ぶ逆転満塁弾とした。

　25歳のアデルは大谷のエンゼルス在籍当時からアドバイスを求めてきた仲。関係性を知るX上の日本のファンは「やっぱエンゼルスの希望の星　やられたな」「グラスラなんて凄いじゃん」「アデルは今年こそ飛躍してくれ！」「デビューの時のように注目されてくれよー」「アデルだいぶ風格出てきたね」と覚醒の一発に騒然としている。

　アデルはオープン戦出場5試合目でようやくの初安打。「ST念願の初ヒットがグラスラは草」「やっぱ面白いよアデルは」との声が上がっていた。