大相撲15日間熱戦の裏にあった「優しさ」をX称賛 さりげなく気遣った力士は「絶対いい人」
大相撲初場所(東京・両国国技館)は、26日の千秋楽で優勝決定ともえ戦を制した大関・豊昇龍(立浪)の2度目の優勝で幕を閉じた。白熱する土俵上の戦いの裏で力士の優しさも話題に。決着直後に相手が土俵から転落しそうなところを阻止した行動が中継で流れると「優しいノーサイド救出」といった称賛の声が集まっていた。

熱戦が続いた大相撲初場所
大相撲初場所(東京・両国国技館)は、26日の千秋楽で優勝決定ともえ戦を制した大関・豊昇龍(立浪)の2度目の優勝で幕を閉じた。白熱する土俵上の戦いの裏で力士の優しさも話題に。決着直後に相手が土俵から転落しそうなところを阻止した行動が中継で流れると「優しいノーサイド救出」といった称賛の声が集まっていた。
〇大相撲で咄嗟に行動、心優しい大関が話題 「ノーサイド救出」 相手も感謝
満員御礼となった千秋楽(26日)の大関・大の里と宇良の一番は、立合いから一気に押し込んだ大の里の一方的な内容。あっという間に押し出したが、注目は決着直後だった。宇良が土俵から落ちそうになったところで、大の里が宇良の左手を掴んで転落を阻止。落ちずに済んだ宇良は感謝するかのように声をかけ、大の里も小さく頷いた。
取組を視聴していたX上のファンは大の里を称賛。「大の里関が腕を取って落ちないようにしたの優しい」「さっと手を貸し土俵下への転落を防いだ大の里関の優しさに心を打たれた」「優しいノーサイド救出」といった声が上がっていた。
〇大相撲中継で「これ気になった」 異例ハプニングの左端に映ったシーンに「泣けます」
六日目(17日)の大関・琴櫻と熱海富士の一番は、まだ決着がついていないにもかかわらず、土俵下の審判が右手を挙げて物言いをつけるという異例の事態に。審判団の協議の結果、やり直しとなった。その協議を待つ間、東の土俵下にいた琴櫻におもむろに近づいたのは、結びの一番を控えていた正代。琴櫻の締込が緩んでいたことに気が付いたようで、締込を引っ張り上げるような恰好でさりげなく結び直していた。
このシーンはNHKやABEMAの中継でも左端に映っており、気づいたX上のファンからは「凄く周りを気遣う人なんやな」「正代って絶対、いい人だよね」こういうところ好きなんだよな~」といった声が。やり直しの一番は熱海富士が極め出しで白星をつかんだ。
(THE ANSWER編集部)