イチロー米殿堂入りを米球界大物が続々祝福 ジーター「継続力の模範」Aロッド「最高のヒッター」
米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入りメンバーを発表。米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が日本人として初めて選出された。得票率は99.7%で、満票に1票足りなかった。米球界の大物たちも次々と栄誉を祝福。SNS上で「私が見た中で最高の純粋なヒッターの一人だ」「継続力の模範」などとつづっている。

米野球殿堂入り発表
米国野球殿堂は21日(日本時間22日)、2025年の殿堂入りメンバーを発表。米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が日本人として初めて選出された。得票率は99.7%で、満票に1票足りなかった。米球界の大物たちも次々と栄誉を祝福。SNS上で「私が見た中で最高の純粋なヒッターの一人だ」「継続力の模範」などとつづっている。
自身のXで反応したのは「Aロッド」の愛称で知られるMLB通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏。「殿堂入りしたイチロー・スズキおめでとう! 疑いなく、私が見てきた中で最高の純粋なヒッターの一人だ」と2012、2013年の2シーズン、ヤンキースで一緒に戦った同僚を称えた。
ブレーブスで通算2726安打、468本塁打を放ち、殿堂入りを果たしているチッパー・ジョーンズ氏も「新しく殿堂入りした3人を祝福する。全員が信じられないほど素晴らしい野球選手で人間としてもファンタスティックだ。先発、中継ぎ、野手の殿堂入りでクーパーズタウンでは楽しい夏になりそうだ。この瞬間を楽しんでくれ!」と自身のXにつづった。
2020年に殿堂入りしたデレク・ジーター氏も祝福。自身のインスタグラムに「継続力の模範。イチロー、殿堂入りおめでとう!」とつづり、ヤンキース時代に一緒に喜びを分かち合ったシーンや、まだイチロー氏がマリナーズ時代だった時のオールスターでの2ショット写真などを投稿した。
イチロー氏は殿堂入りが決まった直後、MLB専門局「MLBネットワーク」の放送にリモート出演した際には元同僚のケン・グリフィーJr.も登場。「おめでとう。相応しいし私も嬉しいよ。君の殿堂入りを知って私の妻も走り回って喜んでいるよ」と祝福し、「一緒に祝うのに日本酒を持ってきてくれよ。それがルーキーの仕事だからね。君は今(殿堂入りの)ルーキーだ。美味しい日本酒で祝おう」とメッセージを送っていた。
(THE ANSWER編集部)