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なぜ立てるんだ!? フューリーの“ゾンビばり生還”に海外驚愕「彼は不死身か?」

ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが1日(日本時間2日)米ロサンゼルスで行われ、王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)が対戦。12ラウンド戦い抜いた末の判定の結果、ジャッジの採点は三者三様のドローとなった。熾烈な頂上決戦となったが、注目を集めているのはワイルダーが12回に強烈な左フックでダウンを奪うも、フューリーが驚異の粘りを見せて立ち上がってくる場面。米メディアが動画を公開すると、「まるでゾンビだ」「彼は不死身か?」などとファンを驚愕させている。

元3団体統一王者タイソン・フューリー【写真:Getty Images】
元3団体統一王者タイソン・フューリー【写真:Getty Images】

注目のヘビー級タイトルマッチで12回にドラマが…

 ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが1日(日本時間2日)米ロサンゼルスで行われ、王者のデオンテイ・ワイルダー(米国)と元3団体統一王者タイソン・フューリー(英国)が対戦。12ラウンド戦い抜いた末の判定の結果、ジャッジの採点は三者三様のドローとなった。熾烈な頂上決戦となったが、注目を集めているのはワイルダーが12回に強烈な左フックでダウンを奪うも、フューリーが驚異の粘りを見せて立ち上がってくる場面。米メディアが動画を公開すると、「まるでゾンビだ」「彼は不死身か?」などとファンを驚愕させている。


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 40戦全勝(39KO)のワイルダーVS27戦全勝(19KO)のフューリーによる一戦は、近年最大のヘビー級タイトルマッチと言われ、戦前から両者が大いに火花を散らしたが、実際の試合も熱かった。

 最大のドラマが待っていたのが最終12ラウンドだ。ポイントでは劣勢に立たされていたワイルダーはラウンド開始40秒。距離を詰めながら、右ストレートを放ち、そして渾身の力で返す刀での左フック。まともに食らったフューリーは仰向けに、大の字になって倒れこんだ。

 この試合2度目のダウン。これは終わった――。ワイルダー自身も確信した。しかし、カウント9でフューリーは体をむくりと起こし、立ち上がったのだ。ファイティングポーズを取り、続行をアピール。試合が再開された。結局ワイルダーは倒し切れず、決着は判定にもつれ込んだ。

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