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大谷翔平の会見には「説得力があった」 米番組は一定の評価も「これで終わるとは思わない」の声

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。米スポーツ放送局「ESPN」の公式YouTubeチャンネルでは、出演者から「これで終わるとは思わない」と騒動の鎮静化について否定的な見解も示されたが、大谷の言葉について「信じる」という意見が支配的だった。

ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャースの大谷翔平【写真:Getty Images】

水原氏の違法賭博問題を受けて会見

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。水原氏が大谷の資金を盗用した疑いで解雇された20日以降、この問題について初めて口を開いた。米スポーツ放送局「ESPN」の公式YouTubeチャンネルでは、出演者から「これで終わるとは思わない」と騒動の鎮静化について否定的な見解も示されたが、大谷の言葉について「信じる」という意見が支配的だった。


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 本拠地ドジャースタジアムで行われるエンゼルス戦の試合前に、大谷本人がメモを日本語で読み上げる形で行われた会見。通訳はかつて前田健太投手の通訳も務めていたウィル・アイアトン氏が務めた。

 大谷はまず水原通訳の行動について「信頼していた方の過ちというのは悲しく、ショック」と話し、自身の行動に関しては「何かに賭けたりとか、誰かに代わって賭けたりとかもない」「ブックメーカーに送金することもない。彼(水原氏)がしていたことも知りませんでした」などと説明した。

 今回の件について、米スポーツ専門局「ESPNロサンゼルス」の公式YouTubeチャンネル「メイソン&アイルランド」でも会見前からライブ配信。終了後には識者が議論を展開した。その中でグレッグ・バーグマン氏が「ショウヘイと通訳のウィル・アイアトンは非常によくやったと思う。彼はとっても説得力があった。彼が言ったこと全てを信じるよ」と話すと、デマルコ・ファー氏も「いい声明だった。驚いたよ。言えることが限られている中で、話の全容を伝えていた」と一定以上の評価をした。

 ただ、番組ホストのスティーブ・メイソンが「問題は、これで(騒動が)なくなるか?」と聞くとバーグマン氏は「ノー」。メイソン氏が「彼はこれ以上これについては答えないと思う」と話すと、バーグマンは「これで終わるとは思わない。まだまだ長く続くだろう」と騒動の長期化の可能性も示した。

 それでもメイソン氏が「私はこの話を完全に受け入れるよ。考えが甘いとか言う人もいるだろうが、私はこの男を完全に信じるよ」と大谷の発言を肯定的に受け止めた。ファー氏から「グレッグ、君は今日信じないと言っていたよね。でも会見後には?」と水を向けられたバーグマン氏は「とても信じられる」「とてもよくできた会見だった」などと評価していた。

(THE ANSWER編集部)





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