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井上尚弥は「全勝できるのか?」 米メディアは早くも次戦に関心「好敵手になりそう」

ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦(10月7日・横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を迎え撃つ。4日は都内で予備検診が行われた。16戦全勝の3階級王者で優勝の大本命に推される「The Monster」について、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」では「ナオヤ・イノウエは全勝できるのか?」と特集している。

井上尚弥【写真:Getty Images】
井上尚弥【写真:Getty Images】

決戦まであと3日、米メディアが「イノウエは全勝できるのか?」と特集

 ボクシングWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦(10月7日・横浜アリーナ)で元WBA同級スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を迎え撃つ。4日は都内で予備検診が行われた。16戦全勝の3階級王者で優勝の大本命に推される「The Monster」について、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」では「ナオヤ・イノウエは全勝できるのか?」と特集している。


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 バンタム級最強王者を決めるWBSSで優勝候補に挙げられる井上。米国西海岸では8日午前3時に、東海岸では早朝6時にスポーツ専門チャンネル「DAZN」で生中継される。

「ボクシングファンにとっては、試合を見るために変な時間に起きることは目新しいことじゃない。この日曜日には、心躍る重要な試合が待っている」

 記事では、米国のボクシングファンにとって、井上の試合を観戦することは時間帯を超越した楽しみと指摘。デビュー17戦目を迎える井上だが、2012年のプロデビュー当時から、井上に熱い視線を注ぐファンが米国にすでに存在したという。

「日本の25歳、ナオヤ・イノウエには2012年のプロ転向時からカルト的なフォロワーがいた。スピード、スキル、支配的なパワーによる稀有なまでのコンビネーションで、彼の成績はファンを熱狂させてきた」

 特集では、井上に対する国外のボクシングファンからの圧倒的な評価の高さに言及。14年にWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)を2回KO勝ちで2階級制覇を達成したことから、同メディアが年間最優秀ファイターに選出していたことも伝えている。

 強すぎる王者の悲哀で、スーパーフライ級では統一戦の機会を手にできなかった井上だが、ついにバンタム級で最強王者の証明を手にする機会を得た。

「第2シードにもかかわらず、多くの人間がイノウエこそ優勝の本命と見ている。イノウエは全勝できるのだろうか?」

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