今永はカブスで背番号18、理由はゾブリスト

　米大リーグ・カブスと契約した今永昇太投手が12日（日本時間13日）、米シカゴでの入団会見に出席した。ユニホームに袖を通し、英語で挨拶。第一声から会場の拍手と笑いを誘った。会見では背番号18を選んだ理由に、2016年にカブスでワールドシリーズMVPとなったベン・ゾブリスト氏の名前を挙げていた。これにゾブリスト氏が反応し「とてもクールだね。彼は私を称えてくれた」と喜んでいる。

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　今永は会見で背番号18を選んだ理由を問われ「カブスの歴史を自分なりに調べて、2016年のワールドシリーズ優勝の際に、ベン・ゾブリストがこの背番号を着用していて、自分も同じような活躍がしたいなと思った」と明かしていた。

　米イリノイ州シカゴのスポーツ専門メディア「CHGO」のカブス専門X（旧ツイッター）では、今永の言葉を聞いたゾブリスト氏が動画で登場。喜びの表情を浮かべながら「とてもクールだね。彼は私を称えてくれた」と語った。

　日本に敬意を抱いている様子で「（日本のような）名誉ある文化から（今永は）来たんだから特別だよ。我々はエージェンシーが同じだから、私の代理人を通じて事前に知らせてくれたんだ。それをやる必要はないにもかかわらずにね。アメージングだと思ったよ。とても光栄だ」と、事前の今永からの律儀な連絡にも心打たれていた。