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10か月経っても、引退しても色褪せないイクイノックスの衝撃走に海外再脚光「またゲームになってる」

近年の日本競馬で最強の名をほしいままにした一頭がイクイノックス。昨年11月のG1ジャパンカップ制覇を最後に現役生活にピリオドを打ち、種牡馬に転向した。惜しむ声や種牡馬としての成功を願うファンが交錯する中、その強さに魅了された海外メディアが同馬の爆発的なパフォーマンスに再脚光を浴びせている。唯一海外で走った完勝劇を、大人気ゲームのキャラになぞらえて再現。海外、日本人ファンから「めっちゃイケてる」「またゲームになってる」といった声が上がっている。

イクイノックス【写真:Getty Images】
イクイノックス【写真:Getty Images】

海外専門メディアがゲームキャラになぞらえた動画

 近年の日本競馬で最強の名をほしいままにした一頭がイクイノックス。昨年11月のG1ジャパンカップ制覇を最後に現役生活にピリオドを打ち、種牡馬に転向した。惜しむ声や種牡馬としての成功を願うファンが交錯する中、その強さに魅了された海外メディアが同馬の爆発的なパフォーマンスに再脚光を浴びせている。唯一海外で走った完勝劇を、大人気ゲームのキャラになぞらえて再現。海外、日本人ファンから「めっちゃイケてる」「またゲームになってる」といった声が上がっている。


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 衝撃走は色褪せない。昨年3月にUAEで行われたG1ドバイシーマクラシック(芝2400メートル)で圧勝したイクイノックス。デビュー後初めて逃げの手に出てマイペース。最後の直線も余裕しゃくしゃくの手応えで後続を突き放し、初の国際G1のタイトルを手にした。

 注目されたのは、当時破ったライバルたちのその後。2着のウエストオーバー(牡4)も7月の仏G1サンクルー大賞を快勝し、3着のザグレイ(牡4)は先日3日に行われた独G1バーデン大賞でG1初制覇を飾った。4着モスターダフ(牡5)は6月の英G1プリンスオブウェールズステークス、8月の英G1インターナショナルステークスを連勝。8着ロシアンエンペラー(騙6)も5月の仏G1チャンピオンズ&チャターカップを勝つなど、ハイレベルな一戦だった(年齢は当時)。

 イクイノックスがIFHA(国際競馬統括機関連盟)が制定する「ロンジンワールドベストレースホースランキング」では1位に君臨するきっかけとなったレース。海外メディアはこぞって絶賛したが、中でも熱い注目を浴びせ続けたのは海外競馬専門サイト「ワールドホースレーシング(WHR)」。普通の称賛に飽き足らず、今回は「イクイノックスがまたG1で勝利するということは、またビデオゲームになるってことだ…」とつづり、テレビゲーム風に加工した動画を公開した。

 イクイノックスが直線に入ると、青と赤の閃光が走り、一気に加速。光り輝き、その姿は人気ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の主人公ソニックの加速を想起させる。BGMも同ゲームのものを使用。もはや“悪ノリ”を超え、世界最強馬をゲームの世界の馬と置き換えるほど、その強さを称している。

 WHRが公開した加工動画には海外ファンから「どうやってプレーするの???」「めっちゃイケてる!」といった声が。日本人ファンからも「またもやゲームになってる」「イクイノックスはソニックだった…?」「またWHRが暴れてる…」「推しがまたゲームになってる WHRさん好き」といった反響が寄せられている。

 同メディアは昨年も、2022年G1天皇賞・秋で大逃げを打ったパンサラッサをとらえる映像を加工し、途中で人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の中に出てくる無敵アイテム「スター」を取ったイクイノックスが爆発的な末脚を発揮した風の動画を公開し、ファンの間で話題になっていた。

(THE ANSWER編集部)

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