ケリーの妻・アシュリーさんがインスタグラムで投稿

　米大リーグ・ドジャースに加入した大谷翔平投手はエンゼルス時代と同じ背番号17をつけることが決まっている。そんな中、「17」を譲る形となったジョー・ケリー投手の妻・アシュリーさんにポルシェを贈ったと複数の米メディアとともに球団公式SNSが紹介。獲得に熱烈なラブコールも送っていたアシュリーさんへの超太っ腹なプレゼントは「まさにショウヘイ・オオタニのキャラクターを表している」と絶賛されている。

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　発端となったのは、アシュリーさんが23日（日本時間24日）に投稿したインスタグラムの動画。自宅のドアを開けると1台の車が停まっている。玄関にやってきた男性が「ケリーさんはいますか？」と尋ねると「あなたにポルシェが届いています」とひと言。ポカンと驚くアシュリーさんに、夫のケリーは「これは君のだよ。ショウヘイがポルシェを贈りたいって。マジだよ」と声をかけている。なんと大谷からアシュリーさんに対するプレゼントだという。

　にわかに信じられない内容だが、アシュリーさんは文面で「人生で最もクールな日への扉を開けたわ。ありがとう、ショウヘイ」と感激の様子。大谷の入団前からアシュリーさんは大谷の獲得を熱望し、夫のケリーがつけている「17」も献上することを打ち明け、日米の話題になっていた。今回のポルシェ贈呈を受け、球団公式Xは「ショウヘイはOhtake17キャンペーンをしてくれたケリーの妻・アシュリーに新車をプレゼントした」と認めた。

　また、複数の米メディアも報じており、大谷の太っ腹エピソードとして伝えられている。米専門メディア「ドジャース・ネーション」は「これがどれだけ素晴らしいことなのか言葉で説明するのは難しいが、まさにショウヘイ・オオタニのキャラクターを表している。 彼はアシュリーとケリー家族が彼をロサンゼルスに来させるために費やした努力を知り、感謝を伝えたかった」と説明した。

「ジョー・ケリーが背番号17を渡したことでオオタニから何か受け取るつもりなのかという質問が多くあった。何が送られるのか正確には分からないが、これはジョーが要求したのではなく、その代わりにオオタニがやりたかったことのようだ」とし、「オオタニはドジャースと野球界で話題を作り続けており、これは彼がいかに本当に特別な人物であるかを示したもう一つの行動に過ぎない」と人柄を絶賛した。