QTファイナルステージ

　国内女子ゴルフの2023年クォリファイングトーナメント（QT）ファイナルステージは1日、静岡県・葛城GC宇刈C（6421ヤード、パー72）で最終日が行われ、ツアー通算1勝の河本結（リコー）は通算6アンダーの4位で来季前半戦の出場権を手にした。プレー後、来季目標に優勝を掲げ「いろんなことを学んだので、学びを活かして、このオフ鍛え直して、逞しくなってシーズンを迎えたいです」とコメントした。

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　最終日、河本は1番パー5で3メートルのバーディーパットを沈めて幸先のいいスタート。しかし2番でボギーを叩き、前半はスコアを伸ばせず。後半も11番でボギーが先行したが、13番、16番とバーディーを奪い挽回。最終18番パー4では、奥からの6メートルのパットを決めてバーディーフィニッシュだった。

　河本はホールアウト後「いろいろな経験をして、良い時も悪い時も経験したので、やっぱり私はゴルフが大好きだし、ゴルフをとおしてたくさんの感動をいろんな人に与えたい気持ちが出てきたので、QTを経験して良かった思いました」とコメント。来季は2019年のアクサレディス以来となるツアー2勝目を目指す。

　河本は自身のインスタグラムでも「この1年に、私を大きく成長させてもらいました」「自分の責任は自分で取る。　このオフでさらに逞しくなって来季を迎えます。待ってろ、2024」と決意を記した。また、ストーリーでは“相棒”に感謝。スポンサー契約を結ぶBMWの「X4」との写真を公開した。同社公式サイトによると、メーカー希望小売価格は852万円。「良いも悪いも、ずっと一緒に戦ってくれてありがとう　何回泣いたかなぁ。何回慰めてもらったかなぁ。来年はたくさん笑って過ごそうネ」と移動を支えた一台に感謝していた。