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井上尚弥の敗戦を予告 表紙起用の英誌記者がまさかの持論「ボクシングの歴史によると…」

現在のボクシング界で最強を誇る2人に対し、英記者が敗戦を予告している。井上尚弥(大橋)とテレンス・クロフォード(米国)の両4団体統一王者は、階級を超えて世界最強と名高い。そんな中、両選手を表紙に起用したばかりの英専門誌「ボクシング・ニュース」のマット・クリスティー記者は、過去の事例を持ち出し「出版から14か月以内に起こった」としている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

井上尚弥&クロフォードの表紙に

 現在のボクシング界で最強を誇る2人に対し、英記者が敗戦を予告している。井上尚弥(大橋)とテレンス・クロフォード(米国)の両4団体統一王者は、階級を超えて世界最強と名高い。そんな中、両選手を表紙に起用したばかりの英専門誌「ボクシング・ニュース」のマット・クリスティー記者は、過去の事例を持ち出し「出版から14か月以内に起こった」としている。

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 同誌は「クロフォードとイノウエが負けるまでにそう長くはない理由」との見出しで記事を掲載。両選手をデカデカと表紙に起用したが、電子版の記事では著者のクリスティー記者が「ボクシングの歴史によると、スポーツ界のトップボクサーとして今週表紙を飾ったクロフォードとイノウエは、いつか負けるだろう。さらに、それは遅かれ早かれ起こる可能性がある」と持論を展開した。

 30歳の井上は現時点で35歳での引退を公言。全勝でグラブを吊るす姿をファンは望んでいるが、同記者は表紙にまつわるジンクスを理由に挙げている。

「私が初めて買ったボクシング雑誌の表紙は、当時の2人の最高のボクサーであったドナルド・カリーとマーベラス・マービン・ハグラーが特集されていた。それは『ザ・リング』の1986年3月号で、ピンク色の背景は表紙のスターたちの恐ろしさを和らげるものではなかった」

「マイケル・スピンクスやヘクター・カマチョなど他にもトップの座を争うボクサーは何人かいたが、その12か月間だけでなくスポーツ界全般においても、カリーとハグラーが2トップとしてコンセンサスに選ばれていた。今のイノウエとクロフォードのように」

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