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1億6000万円に増額のF1罰金最高額 7度の世界王者が語った“支払い条件”「もし科されるなら…」

22日(日本時間23日)にテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた自動車レースのF1第19戦米国GP決勝は、アルファタウリの角田裕毅が最終ラップで自身初となるファステストラップを記録し、8位入賞で計5ポイントを獲得するなどレースを盛り上げた。その一方で国際自動車連盟(FIA)は国際競技規則の一部を変更。F1の罰金最高額を100万ユーロ(約1億6000万円)に引き上げることを承認したが、欧州メディアは現場から「ばかばかしい」といった声が上がっていることに触れ、7度の世界王者を獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)から出ている厳しい意見について報じている。

ルイス・ハミルトン【写真:ロイター】
ルイス・ハミルトン【写真:ロイター】

F1米国GP決勝

 22日(日本時間23日)にテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた自動車レースのF1第19戦米国GP決勝は、アルファタウリの角田裕毅が最終ラップで自身初となるファステストラップを記録し、8位入賞で計5ポイントを獲得するなどレースを盛り上げた。その一方で国際自動車連盟(FIA)は国際競技規則の一部を変更。F1の罰金最高額を100万ユーロ(約1億6000万円)に引き上げることを承認したが、欧州メディアは現場から「ばかばかしい」といった声が上がっていることに触れ、7度の世界王者を獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)から出ている厳しい意見について報じている。


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 FIAは米国GP開幕前の19日にスイス・ジュネーブで世界モータースポーツ評議会を開き、F1の罰金規定の変更を承認。これまで、スチュワード(レース審査員)が科すことができる罰金の最高額は25万ドル(約4000万円)だったが、一気に4倍に上昇。F1の現場からはさまざまな意見が噴出しているようで、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は「F1ドライバーたちはFIAからの新しいレベルの罰金に対してどう反応したか――“ばかばかしい”、“恐ろしい”、“不適切”」といった見出しで記事を掲載している。

 本文では「今週末にオースティンで開催される米国グランプリを前に、スチュワードがドライバーとチームに科せることができる罰金の最高額を100万ユーロに引き上げるというFIAからの決定は、信じられないという反応を受けた。ドライバーたちは、FIAが声明を出した時に明確な説明をしなかったため、どういった行為がこれほどの高額な罰金になるのかと混乱していると語った」と現場の様子について触れている。

 その中で「F1ドライバーたちは、スチュワードが科せる罰金の可能性の上限を25万ユーロから100万ユーロに引き上げるというFIAの決定に感銘を受けなかった」としたうえで「FIAは、ドライバーやチームが本当にひどい行為を犯すのを防ぐためのただの予防措置であると強調した」「加えて、一部のドライバーがこれらのお金の行方について懸念にある中、これらの罰金はモータースポーツの発展のために使われることも明らかにした」など、今回の発表についての説明を記した。

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