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北朝鮮の「非常識な行動」「不思議な弁明」 男子も女子も荒れたサッカー代表戦に世界から非難

16日間にわたって中国で開催された杭州アジア大会は8日に閉幕。日本は今大会で金メダル52個を含む188個のメダルを獲得した。期間中に生まれた各国の選手による友情の名場面や、思わず驚く衝撃の光景まで様々なシーンを振り返る。今回はサッカー北朝鮮代表。男子の日本戦で大荒れとなった試合などが大きな注目を集めた。

アジア大会で銀メダルを獲得したサッカー日本代表【写真:ロイター】
アジア大会で銀メダルを獲得したサッカー日本代表【写真:ロイター】

アジア大会の様々なシーンを回顧

 16日間にわたって中国で開催された杭州アジア大会は8日に閉幕。日本は今大会で金メダル52個を含む188個のメダルを獲得した。期間中に生まれた各国の選手による友情の名場面や、思わず驚く衝撃の光景まで様々なシーンを振り返る。今回はサッカー北朝鮮代表。男子の日本戦で大荒れとなった試合などが大きな注目を集めた。


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 悪い意味で世界の関心を集めてしまったのが、男子準々決勝で日本と対戦した北朝鮮選手の大荒れぶりだ。1-2で敗戦。試合終了直後には、納得いかない様子の複数の選手がルスタム・ルトフリン主審に詰め寄り、顔を近づけて威嚇したり、手を払いのけるなど怒りの様子を見せた。係員が北朝鮮選手と審判の間に入り、見つめた日本の選手は戸惑いの表情を浮かべていた。

 さらにプレーが止まっていた後半27分過ぎ。北朝鮮DFキム・ユソンが日本のスタッフが持っていた給水ボトルを奪い取り、左拳を振り上げて威嚇。レフェリーの目の前での暴挙で、即座にイエローカードが提示されたが、キムはカードが掲げられる最中も水を飲み続け、悪びれることなくプレーに戻っていた。

 計6枚のイエローカードが提示された北朝鮮の蛮行は世界で非難され、韓国紙「スポーツトゥデイ」は「サッカーの試合ではまず見られない非常識な行動」と断罪。香港英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は「怒り狂った北朝鮮サッカー選手が日本戦に敗れた後に審判を襲撃」との見出しで記事を掲載し、シン・ヨンナム監督が試合後に「不思議な弁明」をしたとも報じている。

 北朝鮮は女子が準決勝の韓国戦に4-1で勝利したが、韓国紙「毎日経済」は「ビデオ判定(VAR)があったら、退場になるほどのタックルを受けた」「あまりにもマナーがないのでとても大変だった」と韓国MFチ・ソヨンが発言したことを伝え、決勝の日本戦もラフプレーが不安視された。イエローカードは1枚に終わり、日本が4-1で優勝。しかし“懲罰交代”となった北朝鮮のGKがベンチで涙するシーンや、試合前の国歌斉唱ではブーイングとも取れる騒然とした空気の中で君が代の演奏が始まるなど、物々しい雰囲気を生んでいた。

(THE ANSWER編集部)



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