バスケットボールW杯

　バスケットボールのワールドカップ（W杯）は2日、沖縄アリーナでの順位決定リーグ（L）で世界ランク36位の日本が80-71で同64位カーボベルデを下し、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。8月31日のベネズエラ戦で、日本を劇的な逆転勝利に導いたのが33歳の比江島慎。頼れるベテランが大学時代に語っていた言葉がバスケファンの間でにわかに話題となった。「10年越しで、本当に日本をオリンピックに連れて行った比江島さん大好き」と注目を浴びている。

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　ベネズエラ戦では3ポイントシュートを7本中6本決めるなど、23得点で逆転勝利に大きく貢献した比江島。ファンの間で話題になっているのが、青学大時代に口にした言葉だった。

　2012年の全日本大学選手権決勝、東海大に敗れた後の打ち上げ会場で悔しい様子を見せながらも「この借りは……日本をオリンピックに連れて行ってやる」と語った動画が、青学TVスポーツのYouTubeチャンネルに公開されていた。

　あれから11年。当時から知るバスケファンはこの発言が現実になったと歓喜。X（旧ツイッター）上では「10年越しで、本当に日本をオリンピックに連れて行った比江島さん大好き」「遂に比江島選手が全ての日本バスケ民の悲願を達成しました！」「この動画のおかげで更に泣けた」「有言実行カッコ良すぎる」「まこちゃん、約束果たせたね」「10年積み上げてきたのね！」「比江島さんかっこよすぎるな」などと反響が集まっていた。