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敵地ブーイングの2戦4敬遠…大谷翔平が過去10年で初 データ会社投稿に米嘆き「違法であるべき」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席で左前打を放ち、4試合連続安打をマークした一方、4回、9回と申告敬遠で勝負をさせてもらえなかった。2試合連続の1試合2敬遠となったが、米データ分析会社は2試合連続で複数回敬遠をされた選手は、過去10年では初のケースになったと伝えている。

敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ブルージェイズ戦に「2番・DH」で先発出場

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席で左前打を放ち、4試合連続安打をマークした一方、4回、9回と申告敬遠で勝負をさせてもらえなかった。2試合連続の1試合2敬遠となったが、米データ分析会社は2試合連続で複数回敬遠をされた選手は、過去10年では初のケースになったと伝えている。


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 1-0とエンゼルスがリードして迎えた4回、2死からレンヒーフォが二塁打を放ち出塁。打席に大谷を迎えるなか、ブルージェイズベンチは迷わず勝負を避け申告敬遠を選択。続くモニアックが三邪飛に倒れ、エンゼルスは得点を奪えなかった。

 さらに1-1で迎えた9回1死一塁では、ブルージェイズ4番手メイザの暴投により、一塁走者のレンヒーフォが進塁。2ボールから大谷が申告敬遠となり、この回も後続が倒れて得点を奪えなかった。これで2試合連続の1試合2敬遠で、今季12敬遠は、ガーディアンズ・ラミレスに並んで両リーグ最多タイとなった。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」はツイッターで、「ショウヘイ・オオタニは、2試合連続で複数回敬遠された2014年以降で初めてのメジャーの選手となった」と投稿。さらに「MLB史上、2つの連続する試合で今週末のショウヘイ・オオタニの4よりも多くの敬遠を受けたのは以下の選手たちだけ」とつづり、ロジャー・マリス、アンドレ・ドーソン、チリ・デービス、バリー・ボンズと4人の名前を並べた。

 これらの投稿に、米ファンも「敬遠は違法であるべき」「始まりにすぎない」「彼ら(エンゼルス)がプレーオフに進んだら、彼はスイングする機会を与えてもらえないだろう」「申告敬遠のルールを禁止する必要がある」などと嘆いている。

 大谷が2度も勝負を避けられたが、エンゼルスは延長10回にレンフローの17号2ランで勝ち越し。3-2で勝利して、プレーオフ争いのライバルを相手に連敗を止めた。

(THE ANSWER編集部)


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