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日本人を幸福にする衝撃の1週間 井上尚弥と大谷翔平、2人の偉業に「同じ時代にいる幸せ」の声

日本のスポーツファンにとって、こんなに誇らしい1週間はないだろう。ボクシング・井上尚弥と野球・大谷翔平。米国で人気を誇る2つの競技で、それぞれ歴史に残る快挙をやってのけた。日本のファンからも「今週は大谷翔平と井上尚弥が同じ時代にいる幸せを噛みしめる週間」との声が上がっている。

井上尚弥(左)と大谷翔平【写真:荒川祐史,ロイター】
井上尚弥(左)と大谷翔平【写真:荒川祐史,ロイター】

ボクシングと野球、それぞれの競技で歴史を作っている2人

 日本のスポーツファンにとって、こんなに誇らしい1週間はないだろう。ボクシング・井上尚弥と野球・大谷翔平。米国で人気を誇る2つの競技で、それぞれ歴史に残る快挙をやってのけた。日本のファンからも「今週は大谷翔平と井上尚弥が同じ時代にいる幸せを噛みしめる週間」との声が上がっている。


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 まず、ボクシング界に衝撃を走らせたのは井上だ。25日に有明アリーナで行われたWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦で、2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ち。4階級制覇を達成した。その勝ち方もインパクト十分で、階級を上げた初戦で身長、リーチで上回る無敗王者を規格外のパンチ力でキャンバスに葬った。

 昨年12月にバンタム級でアジア人初、世界9人目の4団体統一を達成し、25戦25勝(22KO)。ボクシング界の歴史に残る快挙も多く達成してきた。全17階級を総合して海外メディアが評価する、いわば現役最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」において、過小評価されることもある軽量級ながら1位に推すものもあるほど、世界が認めている“本物の王者”だ。

「モンスター」の異名を取り、常に強い相手を好み、ボクシングファンの度肝を抜くKOを連発する。今回も海外メディアやボクシング関係者から絶賛が相次いだが、米ヤフースポーツは「彼はショウヘイ・オオタニであり、パトリック・マホームズであり、レブロン・ジェームズなのだ」「ボクシング史上でも彼を上回る選手はわずかしかいない」と大谷を含め、米国で活躍する偉大なアスリートに置き換えながら、ボクシング界における立ち位置を訴えた。

 そして、27日(日本時間28日)には大谷がメジャー史上初の快挙を成し遂げた。敵地で行われたタイガースとのダブルヘッダーに出場。第1戦は「2番・投手」で1安打のメジャー初完投&初完封で9勝目をマークした。さらに第2戦には「2番・DH」で出場。完封から約1時間後の第2打席で、今度は37号2ラン、続く打席で38号ソロ。過去に誰もやったことのないダブルヘッダーで完封&本塁打を演じた。

 ホームラン王争いを独走し、数々のスタッツでリーグ1位に君臨している大谷。元祖二刀流ベーブ・ルースと比較されながら、現代野球で常識を覆す活躍は連日、日本人に活力を与えている。そして、この日の大活躍に米メディアは地元、敵地関係なく称賛。今やメジャーリーグの顔とも言える存在になっている。

 競技は違えど、それぞれの競技で歴史を作っている2人。日本人にとってこれ以上ない幸せを感じる日々に、ネット上では「今週は大谷翔平と井上尚弥が同じ時代にいる幸せを噛みしめる週間」「大谷選手と井上選手の対談見てみたい」「井上尚弥と大谷翔平をリアルタイムで見られる最高の時代」「同じ日本人そして同じ時代を共有している事を誇りに思う」「2人は別次元の生物なんじゃないか」との声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)





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