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日本人投手への見識は「間違い」だった 吉田正尚視察で来日したRソックス関係者の驚き

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は、メジャー移籍1年目のシーズンで躍動を続けている。米スポーツ専門局「ESPN」は「“日本のフアン・ソト”マサタカ・ヨシダがヒット(大成功)になっている」と題する記事を掲載。獲得の経緯に触れる中、視察で来日した球団関係者が「予想を遥かに上回っていた」「見識には間違いがあることに気付いた」と日本人投手の進化に驚いた逸話を紹介している。

レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
レッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

吉田正尚の視察に訪れたアナリスト、日本人投手の球速に感銘

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は、メジャー移籍1年目のシーズンで躍動を続けている。米スポーツ専門局「ESPN」は「“日本のフアン・ソト”マサタカ・ヨシダがヒット(大成功)になっている」と題する記事を掲載。獲得の経緯に触れる中、視察で来日した球団関係者が「予想を遥かに上回っていた」「見識には間違いがあることに気付いた」と日本人投手の進化に驚いた逸話を紹介している。


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 吉田は昨オフにオリックスから5年9000万ドル(約127億円)の大型契約でレッドソックスに移籍したが、当時の米球界には懐疑的な声が多かった。記事によると、球団のスカウト育成統括部門長のガス・クアットルバウム氏も「型にハマったものではなく、バックラッシュがあるだろうことはわかっていた」と批判覚悟の契約だったという。

 特に疑問視されたのが「メジャーの球速に適応できるかどうか」。しかし、レッドソックスには自信があった。クアットルバウム氏が初めて吉田の視察で来日した2021年9月。統計モデルを用い、メジャーの成績を予測するために同席した球団アナリストのダン・メイヤー氏は日本人投手の球速に感銘を受けたという。クアットルバウム氏は「それは彼の予想を遥かに上回っていた」と証言する。

 レッドソックスは19年から吉田を追いかけていたが、コロナ禍はほとんど動画によるスカウティングしかできなかった。しかし、ようやくNPBのプレーを生で見たフロントオフィスのメンバー。記事では「NPBがMLBの球速に匹敵することはできない、という紋切り型の見識には間違いがあることに気付いた」「日本とMLBの球速差が縮まっていることを目撃した」と語っている。

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