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大谷翔平17号は“投手史上4位”の高速弾 その上も全部大谷、伝えられた182kmの衝撃に米仰天

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場し、3回に同点の17号2ラン本塁打を放った。中越えに440フィート(約134.1メートル)の特大弾。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)の高速弾は投手が放った本塁打では歴代4位の速度となり、上位4傑を大谷が独占することとなった。

3回に同点の17号2ラン本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
3回に同点の17号2ラン本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

打球速度181.7キロは投手が放った本塁打では歴代4位の速度

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場し、3回に同点の17号2ラン本塁打を放った。中越えに440フィート(約134.1メートル)の特大弾。打球速度112.9マイル(約181.7キロ)の高速弾は投手が放った本塁打では歴代4位の速度となり、上位4傑を大谷が独占することとなった。


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 打った瞬間の一打だった。0-2と2点ビハインドの3回2死一塁。マリナーズ先発カスティーヨの甘く入ったチェンジアップを迷いなく振り抜いた。高々と舞い上がった打球は中堅の茂みを越える440フィートの特大弾。自分で取られた点を、自分で取り返した。

 打球速度は112.9マイル。MLB公式のサラ・ラングス記者は「スタットキャスト(2015年以降)で測定された“投手として”の最も速い打球速度の本塁打」の一覧を自身のツイッターで公開。スタットキャストが導入された2015年以降で、今回の本塁打が歴代4位に位置することを伝えた。

 1位は2021年4月4日(同5日)に大谷が記録した115.2マイル(約185.4キロ)。2位と3位も大谷となっており、これで上位4傑を大谷が独占することとなった。5位と6位には当時ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手が2017年に記録した112.5マイル(約181.1キロ)と112.1マイル(約180.4キロ)となっている。

 この記録はあくまで大谷が投手として出場した試合のみを対象としている。唯一無二の二刀流選手だからこその“独占”に米ファンからは「これは公平じゃない」と仰天の声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)





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