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英競馬の“油断騎乗”に批判殺到 ゴール前での大失態に英メディア「判断ミスは高くついた」

英競馬で生まれた衝撃的な“油断騎乗”が話題を呼んでいる。20日に英・チェルムズフォードシティ競馬場で行われたレースで、1番人気に支持された馬がゴール前まで追わずに楽勝と思われたところ、最後に差し切られて敗戦。英専門局が動画を公開すると、28日間もの騎乗停止処分を受けた騎手に対して、海外ファンからは「何という恥だ」「酷いな」といった厳しい声が寄せられている。

パット・コスグレイブ騎手【写真:Getty Images】
パット・コスグレイブ騎手【写真:Getty Images】

最後の直線で“持ったまま”のゴールのはずが…

 英競馬で生まれた衝撃的な“油断騎乗”が話題を呼んでいる。20日に英・チェルムズフォードシティ競馬場で行われたレースで、1番人気に支持された馬がゴール前まで追わずに楽勝と思われたところ、最後に差し切られて敗戦。英専門局が動画を公開すると、28日間もの騎乗停止処分を受けた騎手に対して、海外ファンからは「何という恥だ」「酷いな」といった厳しい声が寄せられている。


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 楽勝のはずだった。第6レースの「ボッシュ・ハンディキャップ」(AW1600メートル、3歳限定、5頭立て=1頭取り消し)で圧倒的1番人気に支持されたコンコルド(騙3)はインコースから抜群の手応えで先頭に立った。外の各馬の手応えを確認しながら、パット・コスグレイブ騎手は手綱を抑えたまま。そのままゴールと思われた瞬間、最内から追いどおしだったマイロクサーヌ(牝3)に鼻差交わされて2着に敗れた。

 英競馬専門放送局「レーシングTV」は「パット・コスグレイブが勝利を捨てた後28日間の騎乗停止処分を受ける」との見出しで記事を掲載。本文では「コスグレイブは午後8時のボッシュ・ハンディキャップ1マイルの最終ハロンに入った時、ジョージ・バウヒーが調教するコンコルドで楽々勝利するように見えた」「経験ある40歳の判断ミスは高くつき、ベン・ロビンソンが騎乗するマイロクサーヌが最後の直線でコンコルドを抜いた。鼻差での敗戦だった」などとレース内容をレポートした。

 同局公式ツイッターは「1番人気のコンコルドがチェルムズフォードで劇的な敗戦」とつづって動画を公開。海外ファンからは「オーノー」「何という恥だ」「衝撃的だ」「酷いな」「今目撃したことにショックを受けてる」「まずいミスだな」「?????????」といった辛辣な声が寄せられた。

「レーシングTV」は「最終的な勝者は私を気づかないうちに捕らえた」というコスグレイブ騎手のコメントも紹介し「裁決委員から質問を受け、映像を見せられた後、コスグレイブは28日間の騎乗停止処分を受けた」と記している。

(THE ANSWER編集部)

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