球場移転の検討を発表したロイヤルズに建設会社が提案したデザインは…

　プロ野球・日本ハムが30日、新球場「エスコンフィールド北海道」で楽天との開幕戦を迎えたが、米大リーグでも夢の新球場が誕生するかもしれない。昨年20億ドル（約2645億円）規模の球場移転計画を発表したロイヤルズに対し、米建設会社が「宮殿」の名を冠した設計案を提示。都心部に出現する巨大球場のデザインを動画で公開するとファンからは「エクセレントなデザイン」「外観は良いが中は退屈」「素晴らしい」「酷いデザインだ」などと賛否の声が上がっている。

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　高層ビルが立ち並ぶカンザスシティのダウンタウンに、存在感抜群の球場が光り輝いている。カンザス州の建設会社「マンモス・スポーツ・コンストラクション」が28日（日本時間29日）に公開した新球場案。同社は「街に溶け込み、昨日の歴史と明日の特徴の全てを有する、時代を超越した球場デザイン」などとうたっている。

「ROYAL PALACE（王の宮殿）」と名付けられた球場。全貌のイメージがYouTubeやツイッターに投稿されると、賛否様々なコメントが寄せられた。「とても良くできている！」「好き。好き。好き。好き」「エクセレントなデザイン」「素晴らしい」といった好意的な意見もあれば、「外観は良いが中は退屈」「酷いデザインだ」「他の球場と同じに見える」と批判的な意見も見受けられた。

　ロイヤルズは昨年11月にジョン・シャーマン会長兼CEOの声明を発表。現在のカウフマンスタジアムからの球場移転を検討しており、その規模は20億ドル、カンザスシティ史上最大の官民開発プロジェクトになる見通しだと明かしていた。