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米高校バスケで衝撃ロースコア「4-2」決着 全米騒然、背景にあった地域ルールとは

米国の40州では「ショットクロック」が義務付けられていない

 地元紙「オクラホマン」によると、アナダルコ高はシュートを打たずにボールを回し続けたといい、第3Qには1つのポゼッションが7分近くに及ぶこともあったという。この試合を受けて、「ショットクロック」導入を義務付けるべき、という声が同州だけでなく、全米中で再燃していると米メディア「CBSスポーツ」は報じている。


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 同メディアによると、現在米国50州のうちオクラホマを含む40州ではショットクロックが義務付けられていないという。1月にはオクラホマ州高校運動協会の役員会で一部クラスでのショットクロック導入が議論されたが反対票が上回り、導入は見送られたばかりだ。

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は同役員会のアシスタントディレクターであるグラント・ガワー氏のコメントを紹介。反対意見の理由としてコストの問題を挙げているが、「4-2の試合に対する反応というわけではないが、この件についてはまた話し合うことになる」と再検討される見通しであることを明かした。

 同紙によると、NBAで24秒のショットクロックが導入されたのは1954年のこと。導入以前の1950年には19-18というNBA史上最低スコアの試合があったという。ルールは時代とともに変化する。全米の注目を集めたこの試合をきっかけに、米高校バスケのルールも変わるかもしれない。

(THE ANSWER編集部)

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