プレミアリーグ再開初戦で見られた珍場面

　海外サッカー、イングランド1部プレミアリーグでの珍場面が話題になっている。マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督は試合中にイライラが爆発。思わず繰り出してしまった“足技”から有らぬ展開となり、冷静さを取り戻すというシーンを英紙が報じている。海外ファンからは「最高だね」「笑えない」など、さまざまな反響が寄せられている。

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　怒りの行動の直後、すぐに冷静さを取り戻した。28日に行われた敵地リーズ戦。グアルディオラ監督は後半37分過ぎ、ベンチ前に置かれていたペットボトルを力任せに蹴り上げた。するとボトルは、リーズのベンチ目がけてまっしぐら。すぐに気づいた監督は頭を抱えながら、ダッシュでリーズベンチに駆け寄った。

　英紙「ザ・サン」はこの一連の出来事を報道。「PEP IN HIS STEP　ペップ・グアルディオラのパニックを見よ、マンCのボスがイラついてペットボトルを蹴る……それがリーズベンチのコーチを直撃」との見出しで記事を掲載した。

　同紙によると、グアルディオラ監督は3-0でリードしていた展開で1点を返された時に怒ったようだ。しかし、「スペイン人にとって不幸なことに、彼が予想していたよりも精度が高く、ボトルはリーズベンチの誰かに当たってしまったようだ。グアルディオラは両手で頭を抱え、謝罪に飛んで行った」とその後の顛末も伝えている。

　米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門ツイッターは写真を公開。海外ファンからは「正直、ダルウィン・ヌニェスよりいいシュート」「水のペットボトルを蹴ってもペップが最高だね」「ヌニェスよりシュートが正確」「笑えない」「逮捕しろ」「とてもプロフェッショナルな人だから謝罪してくれると思う。その通りにしてくれた」「彼は本当にドラマチックだね」「世界最高の監督」といった反響が寄せられている。

　試合はマンCがFWハーランドの2得点の活躍などで3-1で勝利。プレミアリーグ再開初戦を白星で飾っている。