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井上尚弥Sバンタム戦線に米メディア辛口展望「負ける可能性ある、アフマダリエフは無敵」

13日に行われたボクシングの世界バンタム級4団体統一戦でポール・バトラー(英国)を11回KOで下し、アジア人初の4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)。試合後はスーパーバンタム級転向に意欲を示していたが、米専門メディア「ボクシングニュース24」は同級の展望を掲載。「ナオヤ・イノウエは122ポンド(スーパーバンタム級)でフルトンやアフマダリエフに負ける可能性も」と指摘している。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

ボクシングニュース24「イノウエはフルトンやアフマダリエフに負ける可能性も」

 13日に行われたボクシングの世界バンタム級4団体統一戦でポール・バトラー(英国)を11回KOで下し、アジア人初の4団体統一を達成した井上尚弥(大橋)。試合後はスーパーバンタム級転向に意欲を示していたが、米専門メディア「ボクシングニュース24」は同級の展望を掲載。「ナオヤ・イノウエは122ポンド(スーパーバンタム級)でフルトンやアフマダリエフに負ける可能性も」と指摘している。


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 井上がスーパーバンタム級に転向した場合、同級は4本のベルトを2人の2団体統一王者が分け合っている。WBC&WBO王者のスティーブン・フルトン(米国)とWBAスーパー&IBF王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)だ。

 記事では、井上とこの2人について比較。フルトンについては「バトラー以上のパンチ力は持っていない」としながら「フルトンのスキルは、ナオヤがこれまで見たことないようなものを誇るし、それは顔面にダメージを食らうほど」と技術を称賛。「フルトンは、バトラーと同じようにイノウエを深海(試合の終盤)に連れて行く才能があり、負かせる可能性もある」と警鐘を鳴らした。

 その上で「フルトン戦はイノウエにとってタフなものになるし、彼のキャリアの中で最もハードな戦いになるだろう。ドネアとの初戦、バトラー戦を考えると、フルトンを倒せるとは思えない」と辛口に評した。

 さらに、アフマダリエフについては「イノウエにとってさらに手強い」と指摘。「凄いパワーでパンチを繰り出し、イノウエのバランスを崩すことができるスキルを持っている」と高く評価し、「イノウエに対しても無敵になれそうな存在だ」と言及した。同メディアはスーパーバンタム級においてはキャリア全勝の井上であっても、そう簡単な道のりにはならないと分析しているようだ。

(THE ANSWER編集部)




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