24位で45位以内に与えられる米ツアー出場権を獲得

　米女子ゴルフツアーの来季シード権をかけた最終予選会（Qシリーズ）は11日、最終第8ラウンドが行われた。今季国内ツアーでメルセデス・ランキング5位だった西村優菜（スターツ）は、通算15アンダーの24位。来季の限定的な出場権を得た。西村は「過酷な挑戦でした」「自分の夢への近道のような気がして、たくさん考えてこの道を選びました」とSNSに写真付きで心境を吐露している。

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　8日間に渡るQシリーズ。西村は45位以内に与えられる米ツアー出場権を得たが、より多くの試合に出場できる20位以内には2打及ばなかった。西村はインスタグラムを更新。「Yuna　Nishimura」と書かれたボードを、ともに受験した勝みなみの横で掲げた写真を公開しながら、「TOP20の目標を超えられず、悔しいです」と素直な胸の内を明かした。

　さらに「過酷な挑戦でした。色んな意見があって、もちろんプラスなことばかりではなかった。自分の夢への近道のような気がして、たくさん考えてこの道を選びました」と受験の経緯を説明。米ツアー挑戦にあたり、周囲から「飛距離が出ないから無理だ」「身体が小さいから無理だ」と否定的な声も届いていたようで「そう言われるのがとってもとっても悔しいけど、今はその通りかもしれません」と記し、こう続けた。

「でもいつか『そんなことない！！！』って笑って吹き飛ばせるくらい強くなりたいです　今はあまり自信がないけど、強くなりたい気持ちだけは沢山あります！！笑　またしっかりと練習に励みたいと思います」

　身長150センチと小柄ながら、国内ツアーではすでに6度優勝している22歳。最後は「この挑戦を後押しし、応援してくださったスポンサーの皆様や、ファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝で締めくくっていた。