大谷翔平が「3番・DH」で先発

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日（日本時間27日）、敵地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発し、28号本塁打まであと2メートルほどに迫るフェンス直撃の2点三塁打を放った。米メディアは動画を公開。米記者は「右翼手は本塁打と思った」「ちなみに、彼は明日登板する」と速報した。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　もうひと伸びだった。2-0の2回2死二、三塁。大谷は変化球にややタイミングを外されながらも、ボールをすくい上げた。打球は右翼フェンスを直撃。あと2メートルほどで柵越えの当たりだった。大谷は転々とする間に悠々と三塁に到達。今季6本目の三塁打をマークし、チームはこの回5得点を挙げた。

　米メディアは動画を公開。米記者は続々とツイッターで速報した。カナダのトロント地元紙「トロント・スター」のコラムニストのマイク・ウィルマ―氏は、「（右翼手の）テオスカーは本塁打だと思ったので、フェンスへ向かってゆったり下がったのだろう。しかし、観客席には入らなかった」と伝えた。

　米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」のレポーターのエリカ・ウェストン氏は、「オフェンス！　デビッド・フレッチャーが二塁打。オオタニが三塁打（ちなみに彼は明日登板する）。そしてレンヒーフォも安打。2回1死でエンゼルスが5-0リード」と興奮気味に伝えた。

　6連敗中のチームの借金は今季ワーストの21。大谷には8戦ぶりの28号にも期待がかかる。