8日のナショナルズ戦で、9回に同点2点適時打→サヨナラ生還の大活躍

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、9日（日本時間10日）の本拠地レイズ戦で自身初の満塁本塁打を含む3安打5打点をマーク。前日8日（同9日）のナショナルズ戦では、9回に同点の2点適時打を放ち、俊足でサヨナラのホームを踏むなど活躍が続いている。普段は辛口なニューヨークメディアは、大谷の活躍と地区首位を走るエンゼルスに脱帽。「オレのオオタニとエンゼルスはアメージング」と称賛している。

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　大谷にエンジンがかかってきた。ナショナルズ戦は2点差の9回2死一、三塁から同点の2点二塁打を放つと、続くアンソニー・レンドン内野手の中前打で快足を飛ばし、サヨナラのホームイン。翌日のレイズ戦では10戦ぶりの一発となる5号ソロに続き、キャリア初の6号満塁弾を放ち、メジャー通算100号に王手を賭けた。

　ナショナルズ戦から一夜明け、ニューヨークの地元テレビ局「CBSスポーツ・ネットワーク」の公式ツイッターは、スポーツ番組「Time to Schein」の1週間の5大ニュースをピックアップするコーナーの映像を公開。人気パーソナリティのアダム・シャイン氏は熱弁を奮いながら、背番号17の躍動を紹介している。

　4位で登場した大谷。シャイン氏は「オレのショウヘイ・オオタニとLAエンゼルスはアメージングです。このチームは本物です」「このサヨナラ勝利は伝説です。スコアボードを見てください。2点差の場面で、オオタニです。2打点を挙げ、同点に成功しました。彼は燃え上がっています」と絶賛した。

　シャイン氏は大谷だけでなく、エンゼルスのチーム状況にも着目。「私がエンゼルスの地区優勝を予想していることを知っていると思いますが、このチームは現時点で、球界最強のチームの1つです」と語り、今季故障から復帰した主砲マイク・トラウト外野手の実力も改めて評価しながら「エンゼルスのプレーオフ進出はまぐれではありません。彼らは本物です。オオタニとトラウトはベースボールにとってアメージングな存在なのです」と手放しで称賛した。