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高2で自宅全壊した東日本大震災から11年 いわき出身、女子ゴルフ岸部桃子が感謝の7位

国内女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディス最終日が13日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。26位から出た岸部桃子(塩田建設)が5バーディー、ボギーなしの67で回って通算8アンダーの7位に入った。福島県いわき市出身で、2011年3月11日の東日本大震災で実家は全壊。震災11年と重なった大会初日から、いつも以上に気持ちを入れてプレーし、自身のベストスコアをマークしてトップ10入りを果たした。

通算8アンダーで7位に入った岸部桃子【写真:Getty Images】
通算8アンダーで7位に入った岸部桃子【写真:Getty Images】

国内ツアー第2戦・明治安田生命レディス最終日

 国内女子ゴルフの今季2戦目・明治安田生命レディス最終日が13日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で行われた。26位から出た岸部桃子(塩田建設)が5バーディー、ボギーなしの67で回って通算8アンダーの7位に入った。福島県いわき市出身で、2011年3月11日の東日本大震災で実家は全壊。震災11年と重なった大会初日から、いつも以上に気持ちを入れてプレーし、自身のベストスコアをマークしてトップ10入りを果たした。

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 岸部が会心のラウンドを笑顔で振り返った。

「苦手な3番(パー5)でバーディーを先行したことが大きかったです。何よりノーボギーがうれしいです」

 今週、岸部は特別な思いでプレーしていた。初日が東日本大震災11年の日と重なったからだ。

「私は(福島第1)原発に近い(富岡)高校の出身で、当時のことを鮮明に覚えています。実家は全壊判定になりました。プレー中にめげそうになっても今、ゴルフができることに感謝しています」

 被災したのは高2の時。福島県内に住むことが困難になり、千葉県内へと一家で引っ越した。そして、ゴルフを続けて翌12年7月のプロテストに合格。当時は体重44キロで飛距離アップが課題だった。それを克服するために、弁当2個を1度に食べるなどして、28歳になった現在は13キロ増の57キロになったという。

「とりあえず、必死に食べました。弁当2個はしんどかったですが、胃が大きくなって今では『めちゃくちゃ、食べるね』と言われます」

 前試合まで、ツアーでの生涯獲得賞金は888万6772円。だが、昨年12月のツアー最終予選会(QT)では22位に入り、今季前半戦の出場権を獲得している。そして、開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは18位、今大会は7位といい流れをつかみ、「まずはリランキングを意識して、シード獲得を目標に1打1打に頑張りたいです」と言葉に力を込めた。

 ツアーには、上田桃子、大里桃子と実績ある「桃子」が2人いるが、3人目の「桃子」が、じわじわと存在感を示してきた。

(THE ANSWER編集部)

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