31歳コストナー、世界歴代3位の圧巻演技に地元紙感激 「今は夢心地に浸っていたい」
今大会は過去に6度表彰台に上がった、集大成の舞台へ準備は万端
「会場では観客と化学反応が起こっていた。愛情と熱狂そして情熱を感じ、私に大きな力を与えてくれました」
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地元の観衆はこの母国が生んだ英雄に惜しみない歓声と拍手を送った。それがコストナーにとっては、何よりも力になったという。
「私の課題はクリーンな演技をすることでしたが、今日はやり遂げました。この素晴らしい瞬間を大切にしたいですが、まだ試合は続いています」
見る者の胸を打つ、完璧な演技で史上3人目の80点越えを達成。14度目の世界選手権にして、自身最高のスケーティングを披露した。その充実感を胸に秘めながら、フリーでは2012年大会以来、6年ぶりの優勝を狙う。
記事では「コストナーの言う通りだが、今はこの夢心地にまだ浸っていたい」と伝え、その感動的な演技を称賛。「フリーもこのような演技が出来たなら、カロリーナは自然に表彰台の真ん中にたつだろう。もちろんすぐ後ろにはザギトワとミヤハラがいて安心は出来ない」と続け、母国のレジェンドへの期待を伝えている。
同紙は開幕前に「おそらくキャリアのラスト」になると報じている。一方で、この日の記事では「しかし表彰台が近づいたのは確かだ。4年振り7度目の表彰台となるか。年齢は関係ないのだ」と強調し、締めくくっている。
長きにわたって活躍し、日本にも、そしてフィギュアスケーターの中にもファンの多いコストナー。23日のフリーでは、どんな伝説を残してくれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)