ロサンゼルス地元紙が「球史最高のシーズン」と注目

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、打者として32本塁打、投手として4勝を記録している。米国で旋風を巻き起こす二刀流に対して、米地元紙は「球史最高のシーズンを送る」と絶賛。現地ファンがスタンドで「結婚して、ショウヘイ」と書かれた求婚ボードを掲げるほどのロックスターぶりにも注目している。

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「見逃してはいけない。ショウヘイ・オーーーーータニはベースボール史上最高のシーズンを送っている」と見出しを打って記事を掲載したのは、米紙「ロサンゼルス・タイムズ」だった。

「彼はこの完璧な魔法のような瞬間にもってこいの完璧な苗字を持っている」

　記事では感嘆や歓声を意味する「オー！」と大谷の名前の親和性を伝えるとともに、大谷がファンを興奮させてきた数々のスーパープレーを紹介している。

　オールスターで史上初となる二刀流での選出を果たした大谷について、記事では「ショウヘイ・オオタニはベースボールの歴史でいかなる選手よりも最高のシーズンを過ごしているのか。ここでの答えはイエスだ」と高評価。エンゼルスのジョン・マドン監督は「彼はそれ（史上最高のシーズン）の真っ只中だ。誰も否定できない」と語ったという。

　特集では投打で凄まじい活躍を見せている大谷の女性人気の高さにも注目。「『私と結婚して、ショウヘイ』と記されたボードが外野スタンドで猛烈にはためいている。まさに、彼はこの街のパンデミック後の最初のロックスターなのだ」と絶賛している。