マリナーズ戦に「2番・DH」で出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、マリナーズ戦に「2番・DH」で出場。3回の第2打席に右翼席へ特大の33号ソロを放った。MLB単独トップを走る一撃を米メディアが動画で公開。140メートル超の一撃に、米記者からも「カナダまで飛ばした」「とんでもない一撃」と驚きの声があがっている。

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　凄まじい一撃だ。3回1死走者なし。大谷は相手左腕ゴンザレスが投じた内角高めの球を引っ張った。打った瞬間にそれとわかる一撃は敵地がどよめく中、Tモバイルパーク右翼席にあるトップデッキに着弾。33号ソロで大谷はゆっくりとホームイン。米実況席からも「ホッホッホ……」と笑い声が漏れていた。

　実際の映像を、米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターが公開。ツイッター上の米記者も驚きの声をあげている。MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「凄い。ショウヘイ・オオタニがT-モバイルパークのトップデッキにぶち込んだ。33号。飛距離463フィート（約141メートル）で、打球速度は116.5マイル（187.48キロ）」と速報した。

　米紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ショウヘイ・オオタニがカナダまで飛ばした」と衝撃をツイート。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も「ショウヘイ・オオタニがとんでもない一撃を放った。映像をお楽しみにしていてくれ」と伝えていた。