27歳デニス・シュルーダーの諦めないディフェンスとは

　米プロバスケットボール（NBA）レイカーズのレブロン・ジェームズも驚く決死のディフェンスだ。4日（日本時間5日）のナゲッツ戦で27歳のデニス・シュルーダーがこぼれ球に2度ダイブ。米ポッドキャスト番組がツイッターで動画を公開すると、レブロンも「これは脅威だ！」と反応している。

【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し　運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って？（W-ANS ACADEMYへ）

　絶対に諦めない。ナゲッツ選手がリバウンドを獲得し、密集から外に投げ出した。しかし、ボールはエースのジャマール・マレーの進行方向とは逆へ。すかさず反応したのはレイカーズのシュルーダーだ。バウンドするボールに向かって勢いよくダイブ。ボールは顔面に当たり、さらに転がっていく。それでも諦めない27歳PGはすぐに立ち上がり、相手選手に追い越されそうなところで再び飛び込んだ。

　だが、わずかに手が触れたものの、保持にはいたらず。最後は奪われてコートに突っ伏す形となった。一連のスローモーション動画を公開したのは、レイカーズ専門のポッドキャスト番組「レイカーズ・フィルム・ルーム・ポッドキャスト」の公式ツイッター。レブロンはツイッターで動画を引用し「ただただ、インクレディブル!!　タフなデニス、これは脅威だ！」と炎の絵文字10個を添えている。

　同番組ツイートのコメント欄では、米ファンも「素晴らしいハッスルプレー」「どんなプレーよりもタフだ」「超かっこいい」「教えられてできるものではない」「こんなハッスルプレー久しぶりに見た」「アメージングだ」「見ていて気持ちが高ぶる」と興奮した様子。一流のNBA選手が見せた泥臭いプレーだった。