コリンズと恋人のやりとりを海外メディア撮影、「今までで最も面白い」と話題

　現在、行われているテニスの4大大会・全仏オープンで女子選手と恋人の思わぬ“騒動”が起きた。試合を観戦していたボーイフレンドに席替えを要求。「他の席に移って！　気が散るの」と叫び、バツが悪そうな表情で移動する様子が映像が収められた。海外メディアが報じ、話題を集めていたが、目の当たりにした海外ファンから「俺が彼氏なら家に帰って別れる」「公共の場で有名テニス選手に叱られるなんて気の毒だ」と同情を呼んでいる。

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　試合中の行動がクローズアップされたのは、世界ランク57位ダニエル・コリンズ（米国）。7日に行われた女子シングルス準々決勝の同6位ソフィア・ケニン（米国）戦、第1セットを落とし、後がない2セット序盤だった。コリンズは何やら客席に向かって声をかける。そして、視線を向けた先で男性がそそくさと立ち上がると、出入り口から姿を消した。しばらくすると、エリアを変えた客席に先ほどの男性の姿。これは、いったい……。

　海外メディアによると、男性は恋人で現在はトレーナーを務めているトム・カウチさん。コリンズは「他の席に座って。他の席に！　私は気が散っているの」と叫んだといい、試合後は「私がサーブを打つときに、後ろにいる私のチームの人たちが目に入りました。それがあんまり好きじゃないんです」と説明。これまでの試合も同様に集中の妨げになったことがあり、移動を要求したという。

　ただ、米専門メディア「テニス.com」公式ツイッターは実際の一部始終を動画で公開。「今までで最も面白い」「何が変わるって言うの？」「彼女はちょっと意地悪だ」「公共の場で有名テニス選手に叱られるなんて気の毒だ」「かなり笑った」「俺が彼氏なら家に帰って別れる」「気にしすぎだろ」などと恋人のカウチさんに対する同情の声が集まっていた。

　このセットを取ったものの、第3セットを落として敗れたコリンズ。よもやの珍事がクローズアップされ、大会を去った。