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コロナ禍の全英断念から国内V “おっとり”小祝さくらが「気合を入れた」熱い雪辱戦

女子ゴルフのゴルフ5レディス最終日が6日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC(6571ヤード、パー72)にて無観客で行われた。単独首位で出た小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、2位に6打差をつける大会レコードの通算17アンダーで優勝。昨年7月以来、約1年2か月ぶりのツアー通算2勝目を手にした。

小祝さくら【写真:Getty Images】
小祝さくら【写真:Getty Images】

2勝目の黄金世代・小祝さくら、大人しい口調の裏には熱い闘志

 女子ゴルフのゴルフ5レディス最終日が6日、岐阜・ゴルフ5CみずなみC(6571ヤード、パー72)にて無観客で行われた。単独首位で出た小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、2位に6打差をつける大会レコードの通算17アンダーで優勝。昨年7月以来、約1年2か月ぶりのツアー通算2勝目を手にした。


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 小祝は渋野日向子、勝みなみ、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代。同世代ではこの3人に次ぐ2勝目となった。タレント揃いの学年だが、今季は2001年生まれの笹生優花(ICTSI)が前週まで2連勝するなど、さらに下の新世代が台頭している。ツアーで上位に立つ選手の顔ぶれは時間とともに激しく移り変わる中、昨季まで2年連続賞金ランク8位の小祝も必死に食らいついてきた。

「他にもたくさん強い選手がいると思いますけど、その中で自分も頑張らなきゃなと思いながらいつも練習しています。毎年シードを獲ることもそうですけど、簡単にはできないと思うので、気持ちを切らすことはできない。集中して練習もやらなきゃいけない」

 8月の海外メジャー・全英女子オープンは出場権があったものの、帰国後の隔離期間を考慮。翌週にホステス大会のニトリレディスを控えていたため、全英出場を断念した。大舞台に出られない代わりに優勝を――。しかし、ニトリレディスは19歳の新人・笹生優花(ICTSI)と激しい優勝争いの末に2位と惜敗。おっとりとしたマイペースな性格だが、口調とは裏腹に心は熱くなった。

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