[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「密」な大騒ぎ ブレーメンPO進出にサポ数百人が会場外で 独紙「コロナが心配だ」

海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガはリーグ最終節でブレーメンがケルンに6-1で大勝し、自動降格圏から脱出。プレーオフに回ることになった。日本代表FW大迫勇也が2得点1アシストと大活躍した一戦。試合後は歓喜のあまり、サポーターが数百人規模でスタジアム周辺で騒ぎ、警察が出動する事態に。コロナ禍にあって、地元メディアが実際の様子の動画とともに報じ、「コロナの観点からは心配」「誰一人としてソーシャルディスタンスを取っていない」と指摘している。

ブレーメンは大迫勇也の活躍もあって自動降格を回避【写真:Getty Images】
ブレーメンは大迫勇也の活躍もあって自動降格を回避【写真:Getty Images】

大迫2得点で自動降格圏を脱出…会場外で500人以上で歌い踊り、警察も出動

 海外サッカーのドイツ1部ブンデスリーガはリーグ最終節でブレーメンがケルンに6-1で大勝し、自動降格圏から脱出。プレーオフに回ることになった。日本代表FW大迫勇也が2得点1アシストと大活躍した一戦。試合後は歓喜のあまり、サポーターが数百人規模でスタジアム周辺で騒ぎ、警察が出動する事態に。コロナ禍にあって、地元メディアが実際の様子の動画とともに報じ、「コロナの観点からは心配」「誰一人としてソーシャルディスタンスを取っていない」と指摘している。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

「密」になって、歓喜に酔いしれた。スタジアム周辺の広場で旗を振りながら、歌い踊り、声を上げるブレーメンサポーター。中には肩を組み、喜びを表現する者も。その数は数十人だけでない。そんな様子を報じたのは、ブレーメン地元紙「クライス・ツァイトゥング」だった。

「ブレーメンサポーター数百人がスタジアム周辺で騒ぐ。責任問題に?」との見出しで伝えた記事では「試合後、ヴェーザーシュタディオンの前は通行不可能に! 警察発表によると500人が、実際はそれ以上いたはずだが、不可能と思われていたプレーオフ出場を決めたことで大騒ぎ」と状況をレポートしている。

 その上で「躍動感あふれる状況だったが、コロナウイルスという観点からは心配だ。誰一人としてソーシャルディスタンスを取っていなかった」と指摘している。

 しかし、警察が出動したことにより、大きな揉め事が起こることなく、収まったという。記事では、警察がスピーカーで「プレーオフ出場、おめでとうございます。しかし、皆さんソーシャルディスタンスを保ってください。お願いします」と“DJポリス”状態で呼びかけたことも伝えている。

 現時点では何等かの責任問題に発展するかは不明というが、新型コロナウイルス感染拡大が懸念される情勢とあって、サポーターの感情表現も一考の余地がありそうだ。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集