中断中のJリーグ、25日からアニメ最新作「キャプテン翼」配信

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」は25日、サッカーの試合がない間も楽しめるコンテンツを届けるため、国民的サッカー漫画「キャプテン翼」のアニメ最新作全52話の配信を決定した。新型コロナウイルスの影響で、Jリーグや海外リーグが試合の開催を見送る中、ファンを少しでも楽しませる施策を行う。

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　DAZNでは少しでも多くのスポーツコンテンツを楽しんでもらえるよう数多くの特別番組を配信。今回は、国内外で多くの選手が影響を受けた「キャプテン翼」のアニメ最新作を、25日から1日2話ずつ、全52話にわたり配信する。

　作者の高橋陽一氏は、DAZNを通じてコメントした。

「今年で40周年を迎える『キャプテン翼』ですが、今回配信されるアニメは、時代背景等を現代に合わせてリメイクした作品です。スマホやタブレットも登場しますが、作品の持つ世界観、サッカーの楽しさは変わらずに届けられる作品になっていると思います。

　DAZNさんの協力で、本来であれば、今年の夏に配信予定だったところを、このタイミングで配信できることになりました。新型コロナウイルスの影響で、Jリーグや欧州サッカーを始め、世界中のスポーツが、中止や延期を余儀なくされていますが、『キャプテン翼』のアニメを通じて、スポーツの持つチカラをみんなが改めて感じることができる機会になればと思います」

　DAZN Japan Executive Vice Presidentのマーティン・ジョーンズ氏もコメントを残した。

「新型コロナウイルスの影響が世界中で出ている中、スポーツ界でも各競技運営団体は試合延期や中止など、非常に難しい判断を余儀なくされる状況が続いています。DAZNは選手やファン、スポーツコミュニティ全体の健康を第一に考え、この政府方針や各競技運営団体の決断を尊重しつつ、DAZN上でお客様にスポーツをお楽しみいただけるよう尽力し続けてまいります。

　今回は『キャプテン翼』のアニメ最新シリーズをDAZNで配信できることになりました。こちらをスポーツファンの皆様に楽しんでいただけること、そしてスポーツの興奮を再び皆様にお届けできるよう、少しでも早い状況の収束を心より願っております」