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井上尚弥に階級の壁はあるか Sバンタム級昇級は「かなり危険」と英誌が示す理由

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、米ラスベガスで4月25日にWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との統一戦を行うことが有力視されている。バンタム級最強の男は将来的な4階級制覇にも注目が集まる一方で、英メディアでは「バンタムの壁」の存在を指摘している。一体どういうことか――。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

パッキャオと比較「同一と考えるには慎重にならざるを得ない」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は、米ラスベガスで4月25日にWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)との統一戦を行うことが有力視されている。バンタム級最強の男は将来的な4階級制覇にも注目が集まる一方で、英メディアでは「バンタムの壁」の存在を指摘している。一体どういうことか――。

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「飼いならされたモンスター ノニト・ドネアはナオヤ・イノウエからどれほどのものを奪ったのか」という見出しで特集したのは、英専門誌「ワールド・ボクシング・ニュース」だった。

 昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝でドネアと名勝負を演じた井上。36歳のレジェンドの奮闘で、鼻骨と眼窩底骨折というダメージを負いながらも、判定勝利を手にしたが、記事では「3年半ぶりの死闘となったが、イノウエの階級に関する野望については色々な疑問が問われる可能性が出てきた」と分析している。

 キャリアの最初にライトフライ級で世界王者となった井上。記事では現時点でアジアボクシング界最高の英雄と比較される事実も紹介している。

「マニー・パッキャオと似ている。2人の比較はすでになされている。しかし、同一と考えるのは慎重にならざるを得ない。かつてのパウンド・フォー・パウンドの王様ローマン・ゴンサレスも結びつけることができる」

 パッキャオだけでなく、ロマゴンこと元4階級王者のゴンサレスも比較対象としている。ゴンサレスはミニマム級からフライ級まで圧倒的な強さを見せたが、スーパーフライ級で試練を味わったとも指摘している。

「全てが解き明かされる前に、米国の地で名声と大金を稼ぐために米国にやってきた。彼は115ポンド(スーパーフライ級)に乗り出すと、すぐに苦しんだ。カルロス・クアドラスはゴンザレス攻略の青写真を示すと、シーサケット・ソールンビサイがそのあとに完璧にボロボロにした」

 フライ級までで圧倒的な強さを見せ、リング誌のPFPでも1位にまで上り詰めたゴンサレス。しかし、スーパーフライ級では2度に渡ってシーサケットに敗れ、階級の壁を感じさせた。

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