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“お米派”の減少に待った アスリートを目指す子供たちは「もっとお米を食べて」

アスリートを目指す子供たちが摂るべき炭水化物は、日本人の主食である「お米」だった――。

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栄養アドバイザーが警鐘、「今の子供たちは本当にお米を食べない」

 アスリートを目指す子供たちが摂るべき炭水化物は、日本人の主食である「お米」だった――。

 サッカーJリーグの横浜F・マリノス、ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツの栄養アドバイザーなどを務める橋本玲子さんが「ご飯」とその他の炭水化物の栄養素を比較し、お米の持つ様々なメリットを挙げた。

 スポーツに励む人々にとって、身体づくりには欠かせない食事。それはプロアスリートに限らず小学生、中学生年代にも当てはまる。しかしここ近年は食生活、そして両親の労働環境の変化によって“お米派”の家庭が減ってきたと橋本さんは実感している。

「今の子供たちは、本当にお米を食べません。パン派の子が増えたこともありますし、働くお母さん方も忙しくて、ご飯を炊くよりはパンを買い置いた方が楽ですからね。またプロサッカー選手が好んで食べる影響もあってか、『炭水化物と言えばパスタ!』という印象も強いです。ただ栄養学の視点に立つと、もっとお米を食べて欲しいと考えています」

 橋本さんがお米を推す理由は、まず栄養分布にある。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

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